ビジネスは顧客があってはじめてできるものです。そのため、顧客の情報を適切に管理、更新し、これまでのやり取りを含めて顧客といかにつながりを形成しているかが大事な情報になります。それを管理するのがいわゆるCRMです。 かつてCRMを導入して失敗した企業は多かったですが、それはシステムの複雑さに関係していたのではないでしょうか。そこで使ってみたいのがEspoCRM、とてもシンプルなCRMです。

EspoCRMの使い方

EspoCRMのデモが用意されていますので、そちらを使ってみましょう。権限はadmin/manager/supportの3つに分かれています。なお多言語対応していますが日本語ローカライズはありませんでした。

こちらが管理画面のダッシュボードです。多くのグラフ、ログ、タスクが並んでいます。

アカウント一覧。クライアントの情報です。

アカウントの詳細。これまでの履歴、タスク、コメントなどが書けます。

編集画面です。チームや担当者を変更できます。

コンタクト情報。

リード。その状態も一覧できます。

機会。取引がありそうな情報、またそのステータスを登録します。

カレンダー。こちらは週ごと。

こちらは月ごと。チーム全体で共有するのは良さそうです。

ミーティング。

電話。

タスク。この辺りはシンプルに一覧、詳細があるだけです。

ドキュメント。契約所などを登録したりできます。

EspoCRMはタスク、アカウント、電話など項目こそ分かれているものの、基本は一覧があり、そのステータスを管理すると言った仕組みになっています。とてもシンプルなので、実際の運用は個別に考えて行う必要があるでしょう。しかし自由度は高いとも言えます。

EspoCRMはPHP製、GPL v3のオープンソース・ソフトウェアです。

EspoCRM | Open Source CRM EspoCRM Demo espocrm/espocrm