未だにOSが代わり映えしないのがクリップボードです。たった一つしかなく、履歴管理もされません。これだけ長くOSの歴史がありながらも、その点だけは今もなお受け継がれています。 そのためクリップボード管理ソフトウェアはたくさん作られてきました。CopyQもその一つです。マルチプラットフォームで使えるのが大きな利点のソフトウェアです。

CopyQの使い方

今回はMac OSX版で試しましたが、WindowsやDebian、Ubuntu、Fedora、OpenSUSE向けにもリリースされています。UI周りはQTを使っています。

こんな感じでメニューバーに常駐します。

下の画像は設定画面です。

クリップボードの内容をプレビューしたり、そのフォーマットを確認できます。Mac OSXの場合は一つのファイルでも複数フォーマットが出ますね。

CopyQはファイルのコピーについても対応しているのがポイントで、複数のファイルをコピーして、テキストをコピーしてといった感じに様々な種類を織り交ぜてもちゃんと貼り付けられます。キーボードショートカットもあり、CLIインタフェースも用意されています。

CopyQはWindows/Mac OSX/Linux用のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。

hluk/CopyQ