ConEmuはWindows用コンソール・エミュレータです。一つのウィンドウで複数のコンソールを表示できます。コンソールは、タブで選択したり、分割して表示できるようになっています。

豊富なカスタマイズが特徴で、設定項目の多さに圧倒されるほどです。カスタマイズで自分好みに仕上げることによって、開発者のストレス軽減に役立つのではないでしょうか。

主な特徴について

1) 豊富なカスタマイズ項目

コンソールごとに配色の変更が可能です。背景は、色の変更や、画像を表示したり、透明にすることができます。

コンソールを新規で作成する際に、分割表示を指定できます。例えばウィンドウ内のどの位置に作るか、どの程度の割合で作るか指定できます。複数のコンソールで実行結果を監視するような場面には、大変便利です。

画面分割の例

2) シェルを選択可能

cmd.exe以外のシェルを選択可能です。好みによって PowerShell を選択するのも良いのではないでしょうか。

3) 設定について

設定内容の保存は、レジストリとXML形式の定義ファイルの選択となります。XML形式の定義ファイルは、ポータブル・モードと呼ばれる利用方法で選択できます。設定内容は、任意の名前でXML形式ファイルとしてエクスポート可能です。

設定画面

ConEmu のソフトウェア要件

Windows2000以降、動作可能となっています。

ConEmu のインストール

公式のミラーサイトでは、32ビット版と64ビット版のインストール用バイナリファイルが用意されています。

https://code.google.com/p/conemu-maximus5/wiki/Downloads?tm=2

ConEmuはNew BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

ConEmu - Windows console with tabs source code