スマートフォンはあっという間に世間一般に知れ渡っていきました。爆発的に広がっていく中で利用者層も広がりを見せています。その中には健常者だけなく、何らかのハンディキャップを持った人もたくさんいます。 アプリにおいてもそういった人たちに対するアクセシビリティが求められるようになってくるでしょう。色覚に問題がある状態をシミュレーションできるライブラリがVangoghです。

Vangoghの使い方

こちらはデモアプリです。キーボードでコマンド+Ctrl+Zを押すと有効になります。

赤要素をぐっと少なくした表示。

このようなカラーリングも。状態は自由に選べます。

途中まで選ぶこともできますので左右で比較もできます。

iOS自体にも色覚を補助する機能がありますが、それと合わせた時にどう見えるかをテストしたり、色のコントラストが悪くて視認性が悪くなる部分がないかといったテストに向いているでしょう。

VangoghはObjective-C製、iOS用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

shilgapira/Vangogh