ローカルや社内では問題なく動作するのに、外部やネットワークが細い環境下ではエラーになってしまうといったケースは良くあります。光ファイバなどが当たり前な現在、高速なネットワークではない環境を再現するのは難しくなっています。 単純にネットワーク速度を遅くするソフトウェアもありますが、clumsyは任意のパケットを廃棄したりしてネットワーク状態の良くない場合を再現するのに最適なソフトウェアです。

clumsyの使い方

こちらがメイン画面になります。Startボタンを押せば開始します。

設定は幾つかあります。遅延を再現するラグ、任意のパケットを廃棄するドロップ、ブロックトラフィックを単一のバッジとして送信するスロットル、パケットをクローンして送信、パケットの順序変更、パケットの内容を変更など様々な処理が行えます。 ネットワークがごくごく当たり前に全く問題なく送受信されている環境であれば起こらないような状態をテストするのに最適です。clumsyはインストールせずに使えますので、ネットワーク周りのソフトウェアを開発する際には必携と言えそうです。また、オフライン状態(ローカルからローカル)へのアクセスにも影響を与えられます。 clumsyはWindows用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

clumsy, an utility for simulating broken network for Windows Vista / Windows 7 and above jagt/clumsy