Eコマースの覇者Amazonと言えばカスタマーサポートに特に力を入れていることで知られています。Eコマースはオンライン上のやり取りで完結するため、サポートがおざなりにされがちですが、そこに力を入れることがAmazonの原動力なのでしょう。 しかし顧客との結びつきを強められれば、それが最も他社との差別化を図れるポイントにすらなるはずです。そんな仕組みをサポートしてくれるのがOroCRMです。

OroCRMの使い方

OroCRMはコマース用途のCRM(カスタマーリレーションマネージメント)になります。CRMにマーケティングツールを組み合わせているのが特徴です。

トップページ。アカウントや電話受付と言った機能があります。

ショッピングカートの状況について。これを使うことで決済前に止めてしまう人の原因を知ることができます。

詳細が閲覧できます。

アカウントごとのライフタイムバリュー。顧客のランク付けなどに使えそうです。

顧客管理。

顧客詳細。住んでいる場所も分かります。

OroCRMの特徴としてはマーケティング機能(マルチチャンネルセグメント、コマースキャンペーン)、解析とダッシュボード機能となっています。OroCRMではコマースのフロントエンドはありませんので、どのようなシステムとも連携させて運用ができるでしょう。

OroCRMはPHP製のオープンソース・ソフトウェア(Open Software License)です。

Open Source CRM for Commerce - OroCRM Dashboard orocrm/crm-application