これは面白いアイディア! 日本語入力ができない環境下で日本語を入力しなければならないとしたらどうするでしょう。SKKをインストールする手もありますが、インストールや設定が面倒に感じてしまうでしょう。 そこで紹介したいのがcliimeです。さくっとインストールできて十分な品質の日本語変換ができるはずです。

cliimeのインストール

cliimeのインストールは次のように行います。

$ git clone https://github.com/hitode909/cliime.git
$ cliime
$ budle

これで準備は完了です。

cliimeの使い方

ではさっそく使ってみましょう。例えば次のように文字を入力します。

$ bundle exec -- ruby cliime.rb nihonngohonnyakusuruyatudesu

実行結果。見事に日本語が返ってきます。

和洋折衷。

こんにちは、世界。

助けてドラえもん。

リストの一番最初が最も正解に近いようです。

英語が混ざるとダメですね…。

cliimeはまずローマ字を平仮名に変換します。そして、Google日本語入力APIに渡すことで日本語を取得しています。Web APIを使うことで辞書をインストールすることもなく、見事に日本語変換が実現できる訳です。

cliimeはRuby製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

hitode909/cliime