セキュリティに疎い会社の場合、パスワードをテキストファイルに書いて保存しているなんてことがあります(付箋に書いて貼付けているのは論外として)。そんな管理をしていたらインシデントも起きようと言うものでしょう。 そこで使ってみたいのがSafe Padです。暗号化したテキストファイルを保存してくれるテキストエディタです。

Safe Padの使い方

Safe PadはAESを使って暗号化を行います。パスワードを2つ使って暗号化を行うのが特徴で、より強固な暗号化が可能になっています。

見た感じは普通のテキストエディタです。

保存時にパスワードを聞かれます。二つ設定します。

保存されるファイルは.txtで、普通に開くと暗号化された状態になります。

Safe Pad経由でファイルを開き、パスワードを入力すると復号化されます。

テーマを選べます。グレーだとちょっと見づらいですね。

ちなみに見づらいのはわざとで、後ろから覗かれた場合を想定しています。

カスタムで黒白にしてみました。

画像を貼付けておくことも可能で、その場合はバイナリデータも含めて暗号化されます。メモ帳を止めて、Safe Padを使うことで多少なりともセキュアな環境を作るのは良いのではないでしょうか。

Safe PadはWindows用のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

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