企業においてパスワード管理をLDAPを使って一元管理しているケースは多いと思います。Windowsでも利用できますし、Linuxなどのログイン認証にも利用できます。認証統合されているとIDの管理がとても簡単になります。 そんなLDAPですが、パスワードの更新インタフェースになると多少面倒があります。Windowsの認証に使っている場合はダイアログで操作できますが、その他の場合は別途インタフェースを作らないといけません。そこで使ってみたいのがPWM、LDAPパスワード管理ツールです。 ログインします。これはもちろんLDAPのID/PWを使って行います。 アカウントの登録もPWMを使ってできます。 メニューです。基本的にはLDAPディレクトリを検索したりプロフィールの更新に使います。 管理者向けにステータスをメーター表示してくれる機能があります。 他のユーザを検索できます。 秘密の質問に対応しています。 PWMはセルフでパスワードアップデートができるシステムです。わざわざLDAPのパスワード更新機能を作らないで済むのが良さそうです。対応しているのは一般的なLDAP、Directory 389、Novell eDirectory、Active DirectoryそしてOpenLDAPとなっています。 PWMは日本語を含めた各国言語に対応しており、運用はとても簡単そうです。 PWMはJava製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。 Password Self Service pwm - Open Source Password Self Service for LDAP directories - Google Project Hosting