今のWebマーケティングにおいてソーシャル拡散は欠かせません。そこでまずは各サービスにおいてどれくらいシェアされているのかを知るのが大事です。ソーシャルボタンを単に配置するだけでは全く自分のためにはならないデータにしかならないでしょう。 多数のソーシャル系サービスがある中で全てに対応するのは難しいですが、GetSharesを使えば手軽に実現できます。ぜひ使い方を覚えて欲しいソフトウェアです。

シェア数を知る

まず特定のURLに対するシェア数を知る方法です。GetSharesを開くとこのような画面になります。

メイン画面です。ここで任意のURLを指定します。

そうするとそのURLが各サービスでどれくらいシェアされているか分かります。

これが最も簡単な使い方です。

カスタマイズ

さらに自分でカスタマイズして設置もできます。日本のサービス、自分たちのサービスには不要なものもあるでしょうから、特定のサービスを指定して利用できるようになります。

まずシェア数を表示したいサービスを選びます。複数選択が可能です。

シェア数だけでなくBitCoinなどの数値を表示させることもできます。この辺りは今風で面白いですね。

次に設定を行います。URLを指定したりします。

最後に生成されたJavaScriptのコードを自分のWebサイトに組み込めばシェア数が表示できるようになります。


GetSharesを使えば自分のWebサイトにシェアボタンが手軽に配置できるようになります。カスタマイズも容易で好きなサービスを選択できます。とは言え個人的に注目して欲しいと思うのは各サービスのシェア数を取得する方法です。

Facebook/Twitter/はてなブックマークなどはWeb APIを使ってシェア数を取得できます。Google+はPOSTメソッドを使っているためJavaScriptでは取得できませんがサーバサイドのスクリプト(GetSharesのような)を使えば取得できます。他のサービスも同様でしょう。

そうやって取得したデータをデータベースに蓄積することでどのようにバイラルが起こったのか蓄積されるようになります。データを蓄積し、それを解析することで次の一手に活かせるようになるのではないでしょうか。

GetSharesはMetor/node製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

GetShares Zaku-eu/getshar.es