プログラマーだったら年の初めに向けてプログラミング♪ 今年も残り約8週間となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。ガクブルしたくないような現実ではありますが、そこは目をつぶって今回は年明け、年賀状に目を向けてみましょう。 世の中には既に幾つもの年賀状作成ソフトウェアがある訳ですが、俺はそんな既製品で収まるような器じゃないと言うプログラマーの方はGenengaを使っていただきたいと思います。 まず最初に住所の一覧を作成します。例えばこんな感じです。

1,子猫にゃんこ,ねこちゃん,東京都中央区ねこまた町0ー0,0,0,0,0,0,0,0
1,猫山にゃんごろ,,東京都太田区ねこむら町0ー0,0,0,0,0,0,0,0
1,猫村にゃん太,にゃんこ,東京都新宿区ねこ町0ー0,0,0,0,0,0,0,0
0,猫太ねこのすけ,,東京都三鷹市こねこ町0ー0,0,0,0,0,0,0,0
1,猫野ねこ太,ねこ助,神奈川県横浜市こねこ町0ー0,0,0,0,0,0,0,0

行頭にある数字はフラグです。対象か否か、今年は対象ではないといった管理をします。

そしてTexファイルを使って文面を作成します。ここまでは簡単ですね。後は

$ genenga address.csv

というコマンドで表書きの記載されたPDFが生成されるという仕組みになります。実際に作られたPDFは次のようになります。

年賀状PDF

印刷時にははがきサイズの指定が必要そうです。

文面はともかく、住所や氏名の記述は面倒です。かといってそのためだけに年賀状ソフトウェアをインストールするのも邪魔臭い(年一回ですしね)。Genengaはそういったニーズにぴったりなのではないでしょうか。特にTeX派の方にお勧めです。 GenengaはPython製、GPL v3のオープンソース・ソフトウェアです。 mkouhei/Genenga https://github.com/mkouhei/Genenga