これだけの高機能アプリがオープンソース化ですって! Brushesは昔からあるiPhone/iPad対応のペイントソフトウェアですが、今回オープンソース化されることになりました。とは言え新しい64bit iPadにも対応しているなど継続的な開発は行われています。iOSアプリ開発者にとっては参考になる部分が相当多いのではないかと思います。 では実際に見ていきましょう。 立ち上げました。サンプルはリンゴの絵です。 絵をタップするとまず再生モードになります。 再生を開始するとペイントが再生されます。どうやってその絵を描いているのか分かるのが面白いですね。 新しい絵を描きます。真っ白なキャンバス。 カラーピッカーは独自です。透明度の指定もできます。 スタイラスを使うとスムーズに描けるでしょう。 簡易的な画像編集もできます。これは色の反転。 レイヤーも使えます。かなり高機能ですね。 描いたイラストをFacebookに投稿したり、画像として保存が出来ます。 エクスポート機能でPSDやDropboxへの保存もできます。必要な機能が全て揃っていますね。 Brushesはこれまでの長い開発によってペイントソフトウェアとしての必要な機能がほぼ網羅されているのではないかと思います。かつては有料で販売されていたようですが現在は無料になっており、さらに今回のオープンソース・ソフトウェア化とどんどん利用者、開発者フレンドリーになっていると言えそうです(その代わり既に買った人からは反感が出ているようですが…)。 iPadではペイント系ソフトウェアが人気なので、Brushesから学べる点は多いのではないでしょうか。使い手としてはもちろん、開発者としても便利なソフトウェアと言えそうです。 BrushesはiPhone/iPad用、Mozilla Public Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。 Brushes 3 on the App Store on iTunes sprang/Brushes