Web Fontを使ってフォントデザインの差分表示「Tiff」
Tiffはnode/JavaScript製のソフトウェア（ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません）です。
フォントの世界はとても深く、ぱっと見では分からない詳細なところにまで心が行き届いていたりします。そこで使ってみたいのがTiffです。二つのフォントの差異をビジュアル的に確認できるソフトウェアです。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-17 9.24.20.1374029141.png)
GeorgiaとDenk Oneの比較。これははっきりと分かります。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-17 9.24.45.1374029147.png)
同じくGeorgiaとInconsolataの比較。末端部分が異なるようです。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-17 9.24.59.1374029151.png)
別な文字で比べることもできます。
Tiffのオンライン版ではGoogle Web Fontsにあるフォントを指定して比較できるようになっています。社内で立てればローカルのフォントをどこかに置いて比較すると言った使い方もできるのではないでしょうか。どういった違いがあるか、差分を見れば一目瞭然です。
MOONGIFTはこう見る
デザインは従来感性的なものでしたが、デジタルの世界になって数値で推し量られるようになってきました。某サイトではボタンの大きさ、配置、色などによってクリック率の変化を測定して数値的にデザインを行っています（それが見た目格好いいかどうかは別として）。
雰囲気としてどちらが好きという感覚的なものでは周囲を納得させるのは困難です。どう違うか、それがどう良いのかをきちんと説明できなければいけません。Tiffを使えば何が違うのかがはっきりと分かります。差分の面白い使い方ですね。