ScalaEditはJava製のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。

最近話を聞くようになってきたScala。Ninja Frameworkでも使われているとあって、Javaエンジニアの方も注目しているのではないでしょうか。そんなScalaで開発するのに最適化されたプログラミングエディタがScalaEditです。


編集画面です。左側がファイルエクスプローラ、右側がエディタ画面です。


Scalaのコンソールを直接開けます。


設定はプレインテキストベース。カスタマイズしやすいですね。


JVMの設定もあります。

ScalaEditではScalaのインタラクティブコンソール、Simple Build Toolが使えます。エラー行のカラーリングも行われます。さらにScalaのみならずPHPやRuby、HTML、JavaScript、Javaなど多数のファイルの構文ハイライトに対応しています。

MOONGIFTはこう見る

ScalaEditはIDEと呼ぶには機能が不足していますが、ファイルブラウザやインタラクティブコンソールが呼び出せるのでプログラマーが作業を効率的に行うための機能は揃っているように思います。また、Java製なのでWindows/Mac OSX/Linuxとマルチプラットフォームで動くのも利点です。

Javaや.NETなどのコンパイル系プログラミング言語の場合、専用のIDEを使った方が効率的に開発が進められます。Scalaについても同様でしょう。これからScalaを習得しようと思っている方にすれば、開発環境を整える手間がなくなる利点は大きいでしょう。

scala-edit - A text editor for Scala programmers - Google Project Hosting

kjellwinblad/ScalaEdit