AbbaはJavaScriptを使ったUIのA/Bテストを行うソフトウェアです。

Webサイトの良いところは変更コストがとても小さい所にあると思っています。ちょっとしたテストを行うのが簡単で、戻すのもそれほど難しくありません。そこでWeb上でA/Bテストを行う際に遣ってみて欲しいのがAbbaです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-13 15.44.02_thumb.1363160747.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-13 15.44.02.1363160747.png)
管理画面です。この右側に出ているコードを実行することでA/Bテストを行えます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-13 15.44.19_thumb.1363160751.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-13 15.44.19.1363160751.png)
測定結果はリアルタイムに反映されます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-13 15.44.51_thumb.1363160754.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-13 15.44.51.1363160754.png)
Aの方が反応が良いといった結果が簡単に分かります。

Abbaの仕組みとしては、A/BそれぞれについてJavaScriptを実行します。例えばボタンの配置を変えたり、CSSのクラスを変えて見た目を変更できます。そしてその結果クリックなどのイベント対してテストが完了したというアクションを実行する仕組みです。

AbbaはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

もしある程度適切に作り込んでA/Bテストを行いたいならばGoogleアナリティクスのものを遣うのが良いでしょう。しかしちょっとしたUIの変更によるアクション測定の場合はAbbaの方が分かりやすいかも知れません。

いずれにしても日々のWebアクセスをそのまま流していては勿体ないです。そこからどんな情報が引き出せるか、より反応をよくするためにはどんな施策が考えられるかを検討しなければなりません。その材料たりえるのがA/Bテストではないでしょうか。

Abba - JavaScript a/b testing | Alex MacCaw

maccman/abba · GitHub