Try F#はWebブラウザ上でF#のコードを実行させられるソフトウェアです。

.NETのプログラミング言語の一つであるF#。あまり使われているケースを見たことがないのですが、OCamlをベースに開発されているそうです。そんなF#をWebブラウザ上で試せるのがTry F#です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.56.02_thumb.1358769071.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.56.02.1358769071.png)
上に入力したF#のコードを実行します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.56.37_thumb.1358769075.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.56.37.1358769075.png)
実行結果です。Hello Worldと出力されています。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.57.43_thumb.1358769079.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.57.43.1358769079.png)
他にも複雑なコードのサンプルがたくさんあります。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.58.36_thumb.1358769084.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.58.36.1358769084.png)
こちらはソートのサンプル。

Try F#はASP.NETで作られています。今は入力したコードをサーバサイドで評価して、その結果を出力するのみです。将来的にはグラフィックスやMonoベースでの動作、サンドボックスなどを考えているそうです。

Try F#はASP.NET製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

Microsoftのプログラミング言語というと個人的にはVC++、VBくらいで終わってしまっているのですが、C#/J#/VB.NET/JScript/F#など多彩なプログラミング言語が存在します。Windows環境で動かす目的は同じながらも自由に言語を選べるのが利点と言えます。

その他RubyやPythonも.NET上で動く実装が用意されています。これらを使えばWindows上で.NETと連携したソフトウェアが簡単に作れるようになります。Windows向けの開発においては言語を自分の得意なものに合わせるのが良いでしょう。

Try F#

timrobinson/try-fsharp · GitHub