LineKitはiOSアプリからLINEへテキストや写真を送付できる連携ライブラリです。

全世界で7,500万ユーザを突破してさらにその勢いを強めつつあるLINE。そんなLINEと連携するアプリを作る際に使ってみたいのがLineKitです。


メイン画面です。


文字が予め入力されています。


画像の送信もできます。

対応しているのはテキストの送信と写真送信になります。デモアプリでは固定のメッセージになりますが、アプリ内から文字を与えてLINEを起動すれば良いでしょう。カメラアプリも撮影した写真をLINEを通じて拡散させるといった使い方ができそうです。なお非公式な実装と思われますのでご注意ください。

LineKitはObjective-C製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

LINEが一気に広がったのはすごいですが、途中からSNS路線に変更してからユーザのウケはよくありません。運営側としてはLINEをプラットフォーム化したいという狙いがあるのでしょうが、ユーザは純粋なメッセージアプリであり続けることを望んでいます。これは大きなギャップです。

このような温度差は多かれ少なかれ発生するものですが、今回は運営側の路線変更が大きな要因と思われます。元々のコンセプトに同意したユーザにしてみればアプリが別物になったようなもので、ストレスを感じることでしょう。今年、大きく化けたLINEだけに来年以降は正念場になりそうです。

dlackty/LineKit