住所から投票所、投票対象のデータを取得する「Google Voter Information Tool」
Google Voter Information Toolは大統領選挙に伴う選挙情報表示ソフトウェアです。
間もなくアメリカの大統領選挙が行われます。他国のこととは言え、世界に及ぼす影響が強いために注目している人も多いでしょう。そこで選挙を後押しするために作られているGoogleのソフトウェア、Google Voter Information Toolを紹介します。
住所を入れると右側に選挙対象になる情報がリストアップされます。
Google Voter Information ToolはGoogleの開発したCivic Information APIのリファレンスとして作られています。自分の住んでいる住所を入力すると、そこに合わせた投票所や投票対象などの情報が得られ、その人に紐づいたソーシャルメディア情報も分かるようになっています。
Google Voter Information ToolはJava/Closure製のオープンソース・ソフトウェア(Apache License 2.0)です。
MOONGIFTはこう見る
アメリカにおいては選挙のオンライン活動が広く行われています。大統領選挙については様々なメディアを通じて広く告知が行われています。日本では制限される一方であるのがとても残念に感じられます。結局のところ、新聞/テレビ/街頭と自分たちのコントロールしやすい範囲でしか活動できないということなのでしょう。
オンラインにおける情報流出や炎上などについて怖さをあげる人たちがいますが、火のない所に煙は立ちません。つまりやるべきことをしっかりやっている人であれば、何も恥ずべきことはないのです。現在、ONE VOICE CAMPAIGNという活動も行われています。さらに盛り上がっていくことを期待したいです。
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