YAMapKitはiOS6における地図表示にGoogleマップのJavaScript APIを使ったライブラリです。

Appleの思惑は色々あるにせよ、iOS6におけるマップアプリの出来の悪さには皆が辟易しています。そこで使ってみたいのがYAMapKitです。GoogleマップのJavaScript APIを使ったMapKit.frameworkライクのライブラリです。


見ての通りGoogleマップです。


APIが英語版なのか、所々英語になっています。

YAMapKitはまだまだ開発中ではありますが、GoogleマップのJavaScript APIを使ってiOS5時代を彷彿とさせる地図表示ができるようになっています。なお審査が通るか否か、Googleマップの規約上問題がないかどうかは疑問符がつくのでご注意ください。

YAMapKitはObjective-C製のです。

MOONGIFTはこう見る

iOS6のマップについては批判が集まっています。もちろん一般ユーザの目としてみればその通りでしょう。しかし開発者の目で見た場合はまた異なります。Appleの地図がGoogleマップレベルになるまではまだしばらく時間がかかるはずで、その間は面白いチャンスが数多く眠っていると言えます。

地図プロバイダーの各社は俄然盛り上がっていますし、開発者も多数あるサードパーティの地図ライブラリを使ってアプリの地図を切り替えることができます。使い勝手が悪いからと嘆くのではなく、それを改善できる努力をする方が開発者らしいと言えるのではないでしょうか。

kishikawakatsumi/YAMapKit