何のために、なんて聞いちゃ駄目。JavaScript上でBASICを動かす「Applesoft BASIC in JavaScript」
Applesoft BASIC in JavaScriptはApple IIに搭載されたBASIC言語をJavaScriptで実装したソフトウェアです。
小学生くらいの頃、はじめて触ったプログラミング言語がBASICでした。10とか20とかいう行数の数字、難解なコードになる原因のGOTO文など懐かしいです。そんなBASICの派生言語の一つ、Applesoft BASICをJavaScriptで再現したのがApplesoft BASIC in JavaScriptです。
Applesoft BASIC in JavaScriptの再現性はかなり高いように見えます。結果画面も色合いといいフォントといい、良い味わいになっています。デモプログラムもたくさん用意されていますので、色々試してみると良いでしょう。
Applesoft BASIC in JavaScriptはJavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
Webブラウザは基本的にJavaScriptのみをプログラミング言語としてサポートしています。Java、ActionScript、.NETもありますがいずれもプラグインとして動作します。Dart、JSX、CoffeeScriptもありますが最終的には変換してJavaScriptになります。
状況を改善する手段は主に二つあり、別な言語で書いてJavaScriptに変換する方法(Dartなどと同じです)とJavaScript上で他の言語を実装するという方法です。後者の試みはRuby、PHPそしてBASICと各種言語に広がっています。いずれも非常に面白いプロジェクトです。