Kickass UndeleteはWindows用のファイル復旧ソフトウェアです。

間違ってファイルを削除してしまった!そんな経験は誰もがあるでしょう。ゴミ箱から削除した直後であれば大抵は復活できますが、その後しばらく使っていると徐々に復活できる可能性が低くなっていきます。そこで使ってみたいのがKickass Undeleteです。


メイン画面です。検索するドライブを選びます。


次はScanボタンを押します。


削除されてHDD内に残っているファイルが一覧されています。


チェックして復活させたいファイルを指定します。


復活させる場所を指定して完了です。

Kickass UndeleteはNTFSとFATをサポートしており、HDDの他にSDカードやフラッシュドライブもサポートしています。ファイル名や拡張子によるフィルタリング機能を備えています。確実に復旧できるという訳ではありませんが、他の復旧ソフトウェアと合わせて試してみると良いでしょう。

Kickass UndeleteはWindows用、GPL v3のオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

Windowsで厄介なのは(今は違うかも知れませんが)ネットワーク共有されているファイルの削除です。ネットワーク上にはゴミ箱がなく、一瞬で削除されてしまいます。Sambaを使った場合、ゴミ箱を独自にサポートしているのが便利でした。ローカルでのファイル削除に対してネットワーク上の削除はかなりハードルが高かったように覚えています。

特にサーバ上のファイルを削除されるとHDDを探索する時間が長くなるため復旧にかかる時間が長く、その間にも多数の利用者によってファイルが更新されるために削除ファイルが破損する可能性があります。適切なバックアップの運用とともに、ネットワーク上のファイルに対する認識を適切に行うのが鍵かも知れません。

Kickass Undelete - a free, open source file recovery tool for Windows

Kickass Undelete | Free System Administration software downloads at SourceForge.net