RubyMotionをもっとRubyらしくするヘルパーライブラリ「BubbleWrap」
BubbleWrapはRubyMotionをよりRubyらしく書けるようにするヘルパーライブラリです。
先日話題になったRubyでiOSアプリが作れるRubyMotion。しかし殆ど素のObjective-Cのコードを書く形であり、これならObjective-Cのままでも良いではないかと思ってしまいました。しかしそこに登場したのがBubbleWrap、よりRubyらしくRubyMotionを使えるようにするヘルパーライブラリです。
Deviceというクラスが定義されたり、カメラを手軽に呼び出せるようになります(スクリーンショットではエラーになってしまっていますが)
BubbleWrapではAppというアラートや認識情報を持ったモジュール、Deviceというデバイス情報を収めたモジュール、ジェスチャー、JSON処理、通知、オブザーバー、HTTP処理、フィードのパーサー、タイマー、位置情報などがより使いやすくなります。
BubbleWrapはRuby製/RubyMotion用、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
環境やソフトウェアによって利用できる言語は自ずと決まってきます。しかし使い慣れた言語からなかなか乗り換えられないというのもよくあることです。そこで普段使っている言語を使いつつ、ソフトウェアに依存する言語に変換できる仕組みに人気が集まります。Titaniumもその一つです。
中心になっているのはJavaScript、RubyそしてCoffeeScriptではないでしょうか。JavaやPHP、Objective-Cといった言語はこの分野においては人気がありません。技術的には色々なやり方がありますが、一つの言語で出来るならプログラマーの負担は小さくなるので良い事かも知れません。