元Google製。Webベースでローカルファイルを編集するコラボレーションIDE「Collide」
CollideはWebベースのコラボレーションIDEです。
XPなどの開発プラクティスの一つにあるのがペアプログラミングです。二人が並ぶことでOJT的に指導したり、自分の知らなかった機能に出会えたりします。そんなプログラマー同士のコラボレーションをリモートでも可能にするのがCollideです。
メイン画面です。左にファイル一覧があります。collideを起動したときのパス以下にあるファイルが表示されます。
ファイルを開きました。右側がエディターエリアになります。編集はリアルタイムに反映されます。
Google Chromeを使うとデバッグもできるようです。
Collideは元々Google Collideという名称でしたが、現在はフォークして単にCollideというソフトウェアになっています。面白いのは自分のローカルを公開できるので開発中にちょっとチェックして欲しいといったようなことが簡単に実現できる事です。
CollideはJava製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
Collideはオンラインで公開して使うという感じではなく、LANの内部で自分のファイルを公開して誰かに編集してもらうというスタイルのようです。社内の誰かにちょっとファイルを見てもらいたい、そんな時に使うと面白そうです。開発以外でも同様のスタイルは役立つでしょう。
SaaSではコラボレーションが一つの魅力になりますが、それは何もインターネットを介さなければならないものではありません。むしろイントラネットで使えるコラボレーションこそ求められています。そこで役立つのはオープンソース・ソフトウェアになるでしょう。