WebGL Google Street ViewerはWebGLを使って作られたGoogleストリートビュービューワーです。

Googleストリートビューはとても面白いサービですが、Flashで作られているのが珠に傷です。そこで使ってみたいのがWebGL Google Street Viewerです。WebGLを使ってGoogleストリートビューを実現しています。


Googleストリートビューのようですが実は違います。FlashではなくWebGLで表現されています。


検索して移動したり、マウスでビューを変更できますがマウスを使った移動はできません。


スクロールで拡大はできます。

WebGLの能力がさすがというべきか、標準のGoogleストリートビューよりもさくさく動く気がします。もちろん移動などの機能はありませんが、それでも検索して移動はできるので簡易ビューワーとしては十分と言えそうです。

WebGL Google Street ViewerはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

身の回りにあるFlashで作られたコンテンツ、これをHTML5に変換してみるのは面白い試みです。うまくいけばそれだけで注目に値します。GoogleはWeb標準を推進していますが、それでもFlashが色々なところで使われています。そうした部分を置き換えてみると既存ユーザも多いだけに一気に人気が得られる可能性があります。

Flashが廃れてHTML5が隆盛になるのは最早必然と言えます。いつまでもFlashにしがみつくのではなく、いっそこれまでの資産をHTML5に転換して考えてみるのが面白そうです。特にガラケーをはじめ、Flashが多用されている業界ほど率先して取り組むべきでしょう。

WebGL Google Street Viewer

spite/GSVPano.js · GitHub