EmolettはWeb Fontsを使って漢字による感情表現をアイコン化します。

インターネットが普及する前からパソコン通信などで使われてきた「(笑)」や「(泣)」といった文字。これをもっと今風に表現してくれるのがEmolettです。


フォントの一覧です。見事に顔アイコンが表示されています。

実際のHTMLです。class=“emo"で書かれている文字を当てはまる顔アイコンに変換します。

Emolettは専用に作られたWeb Fontsを使って特定の漢字についてアイコン化してくれます。Web Fontsに対応していない場合はそのまま文字が出るので問題にならず利用できます。

EmolettはCSS/Web Fontsによるオープンソース・ソフトウェア(SIL Open Font License)です。

MOONGIFTはこう見る

Web Fontsの使い方として非常に面白いです。一見すると画像でもできないことはないですが、フォントを使うことでWeb Fontsに対応していない場合にも従来通りの表示が出来ます。先進的技術を使う上での参考にもなるのではないでしょうか。

日本語のWeb Fontsは文字数が多く、実用的ではありませんが英語では徐々に使われるようになっています。それを一歩進めてアイコンとして使っているのがユニークです。二色のみで多色は表現できませんが、そういった場面でも使えるケースは多いのではないでしょうか。

Emolett

mayuco/emolett · GitHub