新しい試み。図形を描いて人とコンピュータを判別「MotionCAPTCHA」
MotionCAPTCHAは画面に描かれた線をなぞることで人かコンピュータかを判別するCAPTCHAです。
CAPTCHAと言えば画像に書かれたぐにゃぐにゃな文字を書くというのが一般的です。しかしこれは非常に煩わしく、読みづらいものが多くストレスになります。そこで新しい手法が幾つも生み出されていますが、今回はMotionCAPTCHAを紹介します。
MotionCAPTCHAは線をなぞるというアクションで人かコンピュータかを判別します。面白いのは多少形がずれたとしてもOKとしてくれる事でしょう。非常にユニークなソフトウェアです。
MotionCAPTCHAはjQuery/JavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
CAPTCHAを見直す動きが出てきています。MotionCAPTCHAもそうですが、それ以外にもゲームを行うもの(パンケーキを作るための材料を選ぶもの)、計算をするものなどがあります。画像レベルであれば解析できると思われますが、判断してアクションを伴うといったものの場合は相当難易度があがると思われます。
CAPTCHAを自動解析されるレベルのサービスにするだけでも十分大変と思われますが、問い合わせフォームなどでスパムが多いといったケースは少なからず存在します。GoogleはreCAPTCHAを買収していますので、アイディアと技術力があれば市場に一気に広められる可能性はあります。文字ではない、新しいCAPTCHAを考えてみると面白そうです。