Silverlight、.NETアプリケーションで使えるグラフライブラリ「Dynamic Data Display」
Dynamic Data Displayは.NET向けのデータビジュアル化ライブラリです。地図へのマッピングもできます。
.NETアプリケーションなどでグラフやデータのビジュアル化に使えるライブラリがDynamic Data Displayです。多彩な表現が可能です。
デモです。これは世界地図です。マウスで移動したり拡大もできます。
等高線のような表示です。マウスがある場所と同じ高さが線で描かれます。
メルカトル図法の地図です。マウスのある場所が拡大表示されています。
Dynamic Data DisplayはSilverlightに用いることもできます。グラフとしては折れ線、バブルチャート、ヒートマップなどが描けます。Bing Map Controlと組み合わせて、地図上にデータをマッピングさせることも可能です。
Dynamic Data Displayは.NET用のオープンソース・ソフトウェア(Microsoft Reciprocal License)です。
MOONGIFTはこう見る
Microsoftの製品はビジネス向けのものが多いので、データのビジュアル化についてはこだわりが強く感じられます。単なるデータの一覧では意味がなく、視覚的に訴える必要性を認識しているのでしょう。それだけに大抵のことであればExcelコンポーネントなどでできてしまいそうですが、それ以上にこだわった表現をしたい場合にDynamic Data Displayが活躍しそうです。
同じデータであってもグラフの選定によっては全く異なる判断をしてしまうことがあります。だからこそグラフやビジュアル化ライブラリは多彩な表現力をもったものを選ぶべきです。Dynamic Data Displayはちょっと変わったグラフを描きたいと思ったら使ってみたいライブラリです。