Flashで救済。レガシーなWebブラウザでもWebSocket「web-socket-js」
web-socket-jsはレガシーなWebブラウザでもWebSocketを使えるようにするFlashライブラリです。
WebSocketは現在はHTML5仕様から分離されてしまいましたが、リアルタイムコラボレーションを行うためには必須の技術と言えます。そんなWebScoketをFlashを使ってレガシーなWebブラウザでも実現するのがweb-socket-jsです。
送信しています。Google Chromeは普通に使えます。
web-socket-jsはFlashのソケット機能を使うので、通常のWebSocketと異なりソケットポリシーファイルの設置が必要になります。web-socket-jsを使えばWebSocketを実装していないブラウザでもコラボレーションが容易になりそうです。
web-socket-jsはFlash製、New BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
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今後、HTML5が盛り上がれば盛り上がるほど、こうしたレガシーなWebブラウザを救済できる技術に注目が集まるはずです。HTML5を使いたいと思った時のネックになるのは現時点では主流であるレガシーなWebブラウザだからです。Windows XPのシェアが残っている以上、それは常に問題になるでしょう。
レガシーなWebブラウザを救済する技術の肝はJavaScriptとFlashになります。HTML5の新しいタグもJavaScriptを使えばレガシーなWebブラウザで使えます。video/audioタグもFlashを介せば使えます。こうした情報は今後重宝することでしょう。
[js][html5][websocket] web_socket.js - HTML5のWeb SocketをFlashを使って実装 - daily gimite