WebPuttyはオンラインでCSSを編集し、リアルタイムプレビューできるサービスです。2012年末のサービス終了に伴ってオープンソース化されました。

オンラインでCSSを編集してリアルタイムプレビューしたり、ホスティングまで行うサービスWebPutty。今年いっぱいを持って終了が発表されており、そのシステムはオープンソース化されています。


ローカル版です。システム自体は本家と変わりません。


ログインします。


最初にチュートリアルが見られます。順番にシステムの説明が表示されます。


エディター画面です。


Firebugも使えます。


色を変えました。リアルタイムに反映されます。


編集をシェアできます。


コードをサイトに埋め込めばホスティングも可能です。


エクスポートして保存すればローカルで使えます。


MOONGIFTを読み込もうとしたらエラーが出てしまいました…。

WebPuttyはCSSをダイレクトに編集するのではなく、SCSSを使います。それをリアルタイムにCSSに変換して見ている画面に反映してくれる仕組みです。既存サイトからも取り込めるので、独自のWebPuttyを使えばスタイルシートのホスティング場所として使えそうです。

WebPuttyはPython製、Google App Engine用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

MOONGIFTはこう見る

WebPuttyは登場した当時はそのコンセプトの面白さにかなり人気が出たサービスであったと記憶しています。しかしサービスの閉鎖が決定するということは、それほど人気が上昇しなかったのかも知れません。日々登場しては消えていくWebサービスの難しさを痛感させられます。

しかしコードがオープンソースになるというのはとてもハッピーなニュースです。ここ数年、サービスの閉鎖や買収に伴ってサービス本体をオープンソース化するケースが増えてきました。オープンソース化することで利用していたユーザの期待を裏切らずに終了させられます。非常に良い方法と言えるでしょう。

WebPutty: Simple, fast, and powerful CSS editing and hosting. - WebPutty

FogCreek/WebPutty