懐かしさの中にも鋭さを感じる柔らかい日本語フォント「やさしさゴシック」
やさしさゴシックはIPAゴシックやM+フォントをベースに見やすく優しい雰囲気で作られた日本語フォントです。
日本語でフリーに使えるフォントというのはごく僅かですが、それだけに貴重です。やさしさゴシックは見やすい、やさしさに溢れたゴシックフォントになります。
やさしさゴシックは水平な線がベースで、僅かに角丸になっています。漢字、アルファベット、記号などをM+フォント、足りない漢字はIPAゴシックから補っているとのことです。縦書きにも対応しています。現時点ではレギュラーのみですが、ボールドも作成中とのことで、できた際の連絡が欲しい方はメールマガジンに登録してほしいとのことです。
やさしさゴシックはTrueTypeフォント(おまけでMacスーツケース、OpenTypeフォントも同梱)のオープンソース・ソフトウェア(IPA Font Licenseおよびmplus Font License)です。
MOONGIFTはこう見る
一つのフォントが作られるまでの過程は非常に長い時間がかかります。特に英語ではなく日本語の場合、文字の種類があまりに多いことがネックになってなかなか作られません。モリサワのような高品質なフォントになると数万円はくだらないものになります。それくらいのコストの発生するものになります。
それだけにオープンソースで自由に使えるフォントというのは貴重です。無料というふれこみのフォントはありますが、商用利用について不明確であったりサポートされていない文字種があったりするとなかなかサービスに使うのは難しいと思われます。自由に使えて無償のフォントの情報はできるだけ抑えておくべきです。