便利!自分のローカル以下で異なるPHPを切り替える「PhpBrew」
PhpBrewは個人のホームディレクトリ以下に異なるバージョンのPHPをインストールできるソフトウェアです。
最近はバージョンの異なる実行環境を手元で手軽に切り替えられる仕組みが流行っています。rvmやnodebrew、perlbrewなどがありますが、PHPにおいて同様の環境を提供するのがPhpBrewです。
インストールはPearまたはソースをダウンロードして行います。
セットアップしました。.bash_profileに追記します。
phpbrew use systemでシステムに入っているものに代わります。
PhpBrewは他のbrew系ソフトウェアと同様にコマンドオプションで簡単にバージョンを切り替えたり、インストールしたりできます。最新バージョンでテストしたりするのも容易ですし、プロジェクトごとに切り替えるのにも便利そうです。
PhpBrewはPHP製、Mac OSX/Linux用のオープンソース・ソフトウェア(PHP License)です。
MOONGIFTはこう見る
rvmやbrew系ソフトウェアは非常に便利です。特にオープンソースのプログラミング言語の場合、バージョンアップが速かったりするためにプロジェクトが終わった時には0.0.1上がっていたりします。そうした時のテストを手元で行う場合にも使えます。何よりテスト環境が汚れても個人の権限で削除できるのが便利です。
環境がサンドボックス化されれば環境の汚染もごく限られた範囲だけで済みます。もちろんPHPだけで済まないライブラリもあるでしょうが(ImageMagick系など)、普段は自分の権限だけでライブラリをインストールしてテストできます。環境を固定化するためにも各プログラマ単位で入れておくべきソフトウェアです。