IECaptはコマンドラインベースでIEを使ってWebサイトのスクリーンショットを取得、画像として保存するソフトウェアです。

Webサイトのスクリーンショットを保存したい時はよくあります。単純に表示されている部分だけでなく、スクロールした先も含めて取得したいなら使ってみたいのがIECaptです。


コマンドラインオプションです。


こんな感じに実行します。基本は–urlと–outです。


生成された画像です。PNG、JPEG、BMP、EMFなどが選択できるようです。


JPEGで生成した画像です。

IECaptはコマンドラインで実行するソフトウェアで、IEでレンダリングした結果を画像として保存できます。デザインの修正点を指摘する際の材料として使ってみたりすると便利かも知れません。

IECaptはWindows用、GPLのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

Webサイトのスクリーンショットを保存したいというニーズはとても多いです。そのため、SimpleAPIやHeartRails Captureといったサービスに人気が集まります。とは言え外部サービスの場合は公開されているサービスに対してしか使えないのが欠点です。そこでローカルから使えるものを選択すれば、社内にあるテスト環境のスクリーンショットも取れるようになります。

各Webブラウザ向けにその手のソフトウェアがありますが、主にコマンドラインから使うもの(レンダリングエンジンだけを使うもの)と機能拡張/アドオンとして提供されるものの二種類があります。手軽に撮るなら機能拡張、大量またはシステムで自動化を考えるならばコマンドラインのものを選択しましょう。

IECapt - A Internet Explorer Web Page Rendering Capture Utility

IECapt | Free Graphics software downloads at SourceForge.net