SixthSenseは現実世界にデジタルデータを照射し、操作を行うARデバイスです。

SixthSenseという未来的デバイスが発表されたのは2009年のことでした。ARとは異なり、現実世界にプロジェクターを通してデジタルデータを配信し、そこに対するアクションを感知するシステムです。元々オープンソースにする予定でしたが、ついにその実態が出てきました。


現実とデジタルが見事に融合しています(公式サイトより)。


空中で構えるのが特徴的です(公式サイトより)。


カメラとプロジェクターそしてカラーマーカーが基本構成になっています(公式サイトより)。

SixthSenseはハードウェアとソフトウェアの二つが合わさって提供されるテクノロジーです。近い将来、設計図を元に汎用化されるかも知れませんね。

SixthSenseはGPL v3のオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

セカイカメラに代表されるARの場合、スマートフォンレベルの持つ形のデバイスではなくウェアラブルなデバイスにならなければ流行らせるのは困難でしょう。それに対してSixthSenseはプロジェクターを通して現実世界にデジタルデータを投影するところが利点です。

iPhoneにプロジェクター機能がつくなんて噂もありますが、もしそうなればSixthSenseを実現するのは容易になるかも知れません。昼間でも認識できるレベルの明るさで投影したり、バッテリーなどまだ問題は多そうですが未来を感じさせる楽しみなデバイスです。

SixthSense - a wearable gestural interface (MIT Media Lab)

sixthsense - An open source project that allows people to create their own SixthSense Device and augment the current codebase with their own apps. - Google Project Hosting