MarkPadはWindows用のMarkdownエディターです。プレビュー機能、ブログへのアップロード機能があります。

Wiki記法のようなドキュメント記法は幾つかありますが個人的にはMarkdownが好きです。そんなMarkdown専用のWindows向けテキストエディタがMarkPadです。


起動しました。利用に際して.NET Framework 4.0が必要です。


新しいドキュメントを開きました。かなり独特なUIです。


設定画面です。拡張子の設定ができます。


ブログ設定です。書いた内容をブログにアップロードできます。


文章を書きます。Markdown形式で書くと右側にHTML変換した結果が表示されます。筆者環境では日本語が入力できませんでした。


リンクも使えます。

MarkPadは右側にプレビューが表示されるので内容の確認が容易です。そして記述した内容をMarkdownが使えるStackOverflow.comのようなサイトに投稿するのに使ったり、HTML変換した上でブログにアップロードできます(MetaWeblog APIが必要です)。UIが独特ですが、面白いエディタです。

MarkPadはWindows用、Microsoft Public Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

リッチなドキュメントを作成するための方法は幾つかあります。ワードプロセッサ(MS Wordなど)を使う方法、HTMLを使う方法、そして別な記法から変換して表示する方法です。MarkPadは最後の方法になるでしょう。利点としてはワードプロセッサとは違って検索しやすく、HTMLと違って文書の内容と文書構造とが分離できる点になります。

とはいえ特別な記法を覚えなければならないことに対して抵抗があります。解決策としてはMarkPadのようなプレビューをつけるか、ワードプロセッサのようなメニューを用意しつつWYSIWYGなエディタにするかです。それは利用ユーザのスキルによって選択すべきでしょう。結果として同じ記法に統一してドキュメントが作成できていれば生産性は向上するはずです。

MarkPad

Code52/DownmarkerWPF - GitHub