RoadkillはASP.NET製のWikiエンジンで、SQL Serverの他各種オープンソースのDB、Active Directoryをサポートしています。

さて久々のWikiエンジンの紹介です。Roadkillは珍しいASP.NET製のWikiエンジンになっています。それだけに覚えておくと色々と使える場面がありそうですね。


トップページです。未ログイン状態です。


ログインしました。編集ボタンが表示されています。


履歴から差分チェックをした表示です。変更されている部分に色がついています。


ページ情報です。作成日などが表示されます。


編集画面です。WYSIWYG風に記法の入力補完ができます。タグもつけられます。


日本語のリンクを追加しました。


ページを更新しました。なおリンク先ページがない場合、作成ではなくトップページにジャンプしてしまいます。


なので新しいページを作成します。こうすると日本語のリンクもちゃんとジャンプします。


全ページ一覧ページです。


全てのタグ一覧ページです。


プロフィールページです。今のところユーザ登録機能はないようです。

Roadkillは.NET4.0、ASP.NET MVC3.0で開発されています。O/RマッパーにはNHibernate、DBはSQL Server、MySQL、SQLite、PostgreSQLが対応しています。記法はMedia WikiやMarkdownのものが使えます。.NETらしく、Active Directory認証もサポートしています。Roadkillにはさらにテーマをはじめとする管理機能もあります。

RoadkillはMicrosoft Public Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

Wikiを企業内のナレッジマネジメントシステムとして導入するケースは増えています。そんな時に大事になるのは既存の企業内システムとどの程度連携できるかではないでしょうか。例えばWindows Serverを入れているならばIISやASP.NETで動いたりActive Directoryサポートは必要かも知れません。

オープンソース・ソフトウェアの場合、得てして企業内部での利用に対して積極的なサポートは行いません。だからこそRoadkillのようなシステムを覚えておくと使えるケースが多いかと思います。外部向けよりもむしろ内部利用を考えてみたいソフトウェアです。

デモ:Welcome

Roadkill - .NET Wiki engine