翻訳したテキストで元Webサイトを書き換える翻訳ツール「Transmaker」
Transmakerは選択したテキストを翻訳し、元のHTMLを書き換えたり追記したりできるFirefoxアドオンです。
海外のWebサイトを読んでいるときに一部または全体の翻訳が欲しいことがあります。そんな時に使ってみたいFirefoxアドオンがTransmakerです。
インストールします。Add to Firefoxをクリックするのみです。
実際に利用しているところです。コンテクストメニューに「Insert translate」「Replate translate」「Text translate」が追加されます。
翻訳したところです。一部が日本語化されています。英語を日本語に入れ替えるのがReplate、英文の後に日本語を追加するのがInsertになります。
翻訳した後です。コンテクストメニューから「Undo translate」を選べば元に戻ります。
Text translateを選ぶと表示されるフローティングウィンドウです。左側の言語を右側に翻訳します。
Transmakerの特徴として、Webページの一部を選択して翻訳し、原文と入れ替え(または合わせて)表示を残しておけるということがあります。それはよくあるフローティング系の翻訳ツールと違って、翻訳結果を残しておけるのが特徴になります。また、Webページの文字装飾などはそのまま残せます。36以上の言語に対応しています。
Transmakerはオープンソース・ソフトウェア(Mozilla Public License)のFirefoxアドオンです。
MOONGIFTはこう見る
オープンソース・ソフトウェアというと英語圏の情報がほとんどですが、中にはロシア語やドイツ語がある場合もあります。最近では台湾、中国発のオープンソース・ソフトウェアも増えてきました。そうした多言語化した中で情報を素早く収集しようと思うとTransmakerはとても便利です。
テキストをコピーして翻訳する手もあるのですが、この「見たままに」変換するというのが肝ではないでしょうか。見た目が全く変わってしまうと情報の意味まで見失ってしまうことがあります。見ているまま、というのはユーザビリティ向上における一つのキーワードではないかと思います。
海外サイトの閲覧に便利、選択部分をその場で翻訳結果に書き換えるFirefoxアドオン、Transmaker - おんがえしの日記