ネットワーク管理者必見!無線LANの強度を図面にマッピング「Netspot」
NetspotはMac OSX用のWifiネットワーク探索ツールです。測定を行って図面の上に強度をマッピングします。
オフィスに勤めていた頃、無線LANアクセスポイントを設置して、どこまで有効かチェックして効率的な配置をチェックしたりしました。無線は目に見えないため、可視化することで現状の問題が見えてくるかもしれません。その補助としてNetspotを使ってみましょう。
インストールはMac OSXらしくアイコンをドロップするだけです。
図面を画像にしておけば取り込めます。今回はサンプルの図面を使います。
距離の設定をします。この設定によって強度の計算が変わってくるものと思われます。
強度でグラフ化されました。Jerryというアクセスポイントの強度グラフです。
Netspotは図面さえ作ってしまえば、後はそのポイント、ポイントで測定を行っていくだけで無線アクセスポイントの強度マップを作成してくれます。これがあれば社内にある不振なアクセスポイントを見つけたり、アクセスポイントマップを作成するのに役立つことでしょう。
NetspotはMac OSX用のフリーウェアです。
MOONGIFTはこう見る
目に見えないものを可視化する技術はとても人気があります。コンピュータ上のデータは総じて目には見えない、とらえづらいものが多いので理解するためには何らかのモデリングが必要ということでしょう。無線LANしかり、UMLのモデリングやER図もそうです。
モデリングしたり、グラフに表すことで人間の理解度は大幅に向上します。そうすれば違った見方ができるようになって問題の解決にもつながるかも知れません。コンピュータに関わる問題をとらえる際にはまず何らかの形でビジュアル化するのを心がけると、話がスムーズになるかも知れません。