Web上でビジュアル的にWordPressのテーマを作成できる「PressWork」
PressWorkはWordPressのデザインを管理画面上からビジュアル的に行えるソフトウェア。
PressWorkはPHP/WordPress用のオープンソース・ソフトウェア。単なるブログエンジン、単なるCMSという枠を越えつつあるWordPress。新規サイトを構築する際に一から作るのではなくWordPressのテーマを作ったり、プラグインを使って構築するケースも多い。もはやプラットフォームだ。
そんなWordPressではテーマから利用する関数がとても多いので、テーマと言ってもHTMLではなくプログラミングコードがそのまま書かれるようにさえなっている。これではビジュアルが分かりづらそうだ。そこで使ってみたいのがPressWorkだ。
PressWorkはWordPressのテーマなのだが、ビジュアル的に編集できる機能が備わっている。PressWorkを有効にして最初に表示される画面は真っ白だが、そこにヘッダーやサイドバーを追加していくのだ。編集もその場でできる。ウィジェットにも対応している。
ウィジェット追加画面でコンテンツを追加した後、PressWorkに戻ると実際にウィジェットが埋め込まれた状態で表示が確認できる。項目の上下左右の入れ替えはドラッグアンドドロップでできる。プログラミングレスでレイアウトし、後はCSSを調整するだけという恐ろしく便利なソフトウェアだ。
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MOONGIFTはこう見る
WordPressの成長は恐ろしい。エンジン自体のバージョンアップもそうだが、プラグインやテーマによる拡張がとても進んでおり、どんどん便利になっていく。オープンソースとしてはLinuxに次ぐくらいの成功を収めているのではないだろうか。
全てのWebサイトにおいてWordPressが最適であるとは言いがたいが、ちょっとしたサイトであれば開発スピードと安定性を考えればWordPressは十分な機能を備えている。さらにデザイン面からも十分に支援されているとなれば使わない手はないだろう。