Chuckはキーボード呼び出し型のランチャー。QuickSilver風だがランチャー機能に特化している。

ChuckはMac OSX用のオープンソース・ソフトウェア。Mac OSXで使えるランチャーソフトウェアとして有名なのがQuickSilverだ。キーボードショートカットで呼び出してインクリメンタルにアプリケーションを指定して実行する。とてもスマートで使い勝手が良い。


ランチャー画面

しかも単なるランチャーとしてだけでなく、外部サービスと連携させたりTodo管理したりすることもできる。それはそれで便利なのだが、むしろランチャーとしての機能に特化してもらいたいと思う人もいるだろう。そんな方にお勧めなのがChuckだ。

Chuckはメニューバーに常駐(消すこともできる)するソフトウェアで、QuickSilverライクにキーボードショートカットで呼び出して表示されたテキストボックスにアプリケーション名を入れて起動するランチャーソフトウェアだ。


メニュー

アプリケーションの検索パスと、その検索する階層の深さを指定する程度で、完全にランチャーに徹しているのが好感が持てる所だ。派手な装飾もなく、シンプルなテキストベースのUIも良い。多機能が良いという人はQuickSilverをお勧めするが、ランチャーだけを軽快に使いたい人はChuckを使ってみよう。

[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]


設定画面(プレミアム限定)

[/s2If]
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]


設定画面2(プレミアム限定)

[/s2If]

MOONGIFTはこう見る

ソフトウェアというのは開発を継続すると肥大化しがちだ。元々の魅力だった軽快さ、高速性が開発を繰り返すことで徐々に失われていく。特にそれを痛感したのはFirefoxかも知れない。元々IEの動作の鈍さに辟易していた人たちが高速で軽量を求めてFirefoxを使っていたのに、いつの間にか肥大化しメモリを大量に消費するようになってしまった。

もちろんハードウェアのスペックも向上しており、多少の鈍化やメモリ消費程度では問題にならないかも知れない。だが最初にあったはずのコンセプトが失われてしまうケースが多いのは確かだ(コンセプトも時代に合わせて変わるべきという意見もあるだろう)。とは言え個人的には最初に掲げたコンセプトを大事に、一点集中型のソフトウェアが好みではある。

via Chuck | thriftmac | free Mac software, Mac freeware, free Mac games Internet

Chuck on the Mac App Store

msanders/Chuck - GitHub