phpRedisAdminはNoSQLのRedisをWebベースで管理するためのソフトウェア。

phpRedisAdminはPHP製のオープンソース・ソフトウェア。PHPで有名なソフトウェアを挙げるとしたらその一つに選ばれると思われるのがphpMyAdminだろう。PHP+MySQLというLAMP構成の二つを有名にした一端をphpMyAdminが握っていると言っても良いほどだ。


メイン画面

そんな訳でphp○○Adminとつくソフトウェアは多数存在する。何かを管理するPHPスクリプトはphp○○Adminという名称にしなければならないと思ってしまうほどだ。Redisを管理するならばそう、phpRedisAdminだ。

phpRedisAdminはNoSQLとして有名なRedisを管理、編集するためのソフトウェアだ。実際に利用する際にはPHP用のRedis機能拡張をインストールする必要がある。KVSなので、管理画面はとてもシンプルだ。2ペインになっており、左にキーがツリー表示で並んでいる。


キーの追加

そして右側の画面でデータを作成、閲覧、編集、削除できるようになっている。TTLを編集したり、データをさらに追加で紐付けることもできる。データはキーごとや全体で出力可能で、RedisフォーマットまたはJSONが選択できる。PHPでRedisを触っているプログラマーは注目だ。なおショートタグを使って開発されているでセキュリティ面からは不安が残る。

[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]


エクスポート(プレミアム限定)

[/s2If]

MOONGIFTはこう見る

phpMyAdminが普及していることもあって、外部からクラック目的でphpMyAdminへ向けたアクセスは実に多い。本番環境にはそもそも配置しないか、配置しなければならない場合であってもIPアドレスで制御したり、ダイジェスト認証を設けると言った工夫が必要だろう。

それはphpRedisAdminであっても同じだ。データをそのまま閲覧したり編集できてしまうのでセキュリティには十分に注意してほしい。しかしDB構造はすぐには理解できないが、phpRedisAdminのようにビジュアル化されていると理解が早く、開発も促進すると思われる。

デモ:phpRedisAdmin

ErikDubbelboer/phpRedisAdmin - GitHub