自治体は使うべし。マルチデバイス対応の公共施設予約システム「OpenReaf」
OpenReafは自治体向け公共施設予約システム。
OpenReafはPHP製のオープンソース・ソフトウェア。競技場や体育館、その他の公共施設などは申し出ることで指定時間借りることができる。一般的な商用会議室などよりも安価である場合が多く、もっと活用されていくべきだ。
だがインターネットでの予約に対応していない自治体も多く、さらに対応していても使い勝手が悪すぎる所も数多い。そうした自治体にぜひ導入してもらいたいのがOpenReafだ。
OpenReafは特に公共施設の予約に対応したシステムになっている。カレンダーや利用目的から施設を特定し、予約を申し込むことができる。施設によっては抽選も利用できる。休館や利用料、利用人数入力にも対応している。さらにデスクトップの他、スマートフォンや携帯電話向けのUIも用意されている。
管理画面では予約を確認したり、抽選ができる。さらに収納を管理したり、備品管理も用意されている。利用者、職員、施設等もOpenReaf上からまとめてメンテナンスできる。OpenReafを使えばとても見やすい、使いやすい公共施設の管理システムができあがるはずだ。
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MOONGIFTはこう見る
日本ではインターネットを収益を生み出すために活用するよりも、コスト削減に使われることのが多い。そのため積極的にシステムへ投資したりシステムを開発していこうと言う動きはとても鈍い。だからこそ自治体等の運用コストの高いアナログな仕組みはどんどんインターネットに置き換えていくべきなのだ。
問題があるとすれば職員の公務員的体質だろう。そこさえ乗り越えられる、やる気のある人がいればOpenReafはぜひ導入すべきだ。市民にとっては使い勝手が向上し、システムがない時に比べれば運用コストはすぐに下がるはずだ。