マルチプラットフォームで動作するGoogleドキュメントフロントエンド「iGoSyncDocs」
iGoSyncDocsはJava製のGoogleドキュメントフロントエンド。ダウンロード、アップロードもできる。
iGoSyncDocsはJava製、Windows/Mac OSX/Linux用のオープンソース・ソフトウェア。Googleドキュメントはワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションとオフィスでよく使われるアプリケーションをWebベースですぐに利用できる。さらにPDFやそれ以外のファイルでもアップロードできるようになっている。
自社はもちろん他社とのファイル共有でも便利に利用できる。そんなGoogleドキュメントをローカルから手軽に操作できるのがiGoSyncDocsだ。
iGoSyncDocsは日本語ローカライズもされているソフトウェアで、Googleドキュメントにログインしてファイルを一覧する。タブごとにドキュメント、プレゼンテーション、スプレッドシートと分けて閲覧することもできる。さらに隠し属性や共有、ゴミ箱に入れているファイルも閲覧可能だ。
ファイルを選んでスターをつけたり、Web上で内容を確認、編集することや削除、ダウンロードもできる。もちろんアップロードも簡単にできる。まさにGoogleドキュメントフロントエンドだ。日本語のファイル名の場合、ダウンロードに失敗してしまうこともあったのでご注意いただきたい。
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Webアプリケーションは便利ではあるが、Webブラウザからしか使えないというのは不便に思われてしまうことが多い。そのためiGoSyncDocsのようなフロントエンドに人気が集まる。Webアプリケーションはローカルからも使えるからこそ、ローカルアプリケーション以上の価値を持つといっても良い。
公式にGUIフロントエンドが提供されていないWebサービスがあれば、フロントエンドになるソフトウェアを開発してみると人気が得られるかもしれない。iGoSyncDocsはJavaで作ることでマルチプラットフォームで動作する。マルチプラットフォームもまた人気を集める一つの鍵になるだろう。