Webアプリケーション風。WebベースのMongoDB管理UI「MongoVision」
MongoVisionはWebベースのMongoDB管理ツール。JavaScriptで作られている。
MongoVisionはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。RDBMSのスキーマ定義の面倒さ、管理の複雑さに辟易していた時、登場したのがNoSQLだ。スキーマレスで使えて、データ定義が柔軟に行える。かつキーバリュー形式で高速に動作する。
もちろん得手不得手はあるが、RDBMSとは異なる選択肢として利用されるケースが増えている。その一つがMongoDBであり、管理インタフェースとしてMongoVisionを紹介しよう。
MongoVisionのシステムはJavaScriptでできている。それを動かしているWebアプリケーションサーバがPrudenceだ。MongoVisionを呼び出すとMongoDBに接続してコレクションの一覧が表示される。ドキュメントがあればそれも表示される。
筆者環境ではドキュメントを見ようとするとエラーが出てしまった。だがドキュメントに対してデータを作成することはできた。データ操作に関して通知が表示されるのが面白い。3ペインの構成で、コレクション一覧、ドキュメント一覧、実際のデータと言う形になっている。MongoDBを使った開発の際に使えることだろう。
MOONGIFTはこう見る
MongoDBはJSONでデータを保存するので、Webベースで管理するというのはあながち間違っていない。JavaScriptであればJSONとの親和性が高いのは言うに及ばずだ。ローカルホストに限らず接続して管理できるのが便利だ。ソートやクエリーも利用できる。
この手のツールとしては有名なphp○○Adminというソフトウェアだが、phpMongoAdminももちろん存在する。だがまだ使えるレベルではないようだ。他にも幾つかソフトウェアはあるが、MongoDBもまた管理はWebベースのが優秀なものが揃いそうだ。
mongo-vision - A web frontend for MongoDB - Google Project Hosting