Mapchatは地図をベースにしたチャットソフトウェア。

MapchatはJavaScript/CouchApp製のオープンソース・ソフトウェア。Web上でチャットするサービスは色々あるが、ルームごとに何らかのテーマが決まっている。掲示板でもタイトルがあるのが当たり前だ。何らかのカテゴライズをすることで集まる人の属性が絞り込まれ、話が盛り上がるのだ。


地図上にチャットアイコン

カテゴライズは様々な情報によって行われる。趣味、好きなメディア(テレビ番組や雑誌など)などがあるが、老若男女が関わる大きな括りとしては地域が考えられる。その地域をベースにしたチャットシステムがMapchatだ。

Mapchatにアクセスすると世界地図が表示される。その中にチャットアイコンが所々に表示されている。それがチャットを行っている場所になる。デフォルトで現在の位置情報を利用するようになっているが、チャットする場所は自由に選択が可能だ。


チャット画面

渋谷であれば渋谷が好きな人たちが集まるだろう。それは現在いるいないに関わらずその地域に興味があるかどうかだ。だから旅行先のチャットルームで事前に情報を知ると言った利用法も考えられる。世界中の誰とでもすぐに対話がはじめられる魅力的なソフトウェアだ。

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世界中にアイコンがある(プレミアム限定)

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MOONGIFTはこう見る

日本であればまちBBSのようなイメージかもしれない。地域を明確にすることで話される話題もおのずと絞り込まれる。対話が霧散しない分、盛り上がっていく効果が考えられそうだ。広く何でも、というのは言い換えれば何も得意分野がないことにつながってしまうので地域で絞り込むのは大きな意味がある。

Mapchatを使うと世界中の人たちと手軽に会話が楽しめるようになる。対面ではなかなか会話ができないという人も、チャットだと会話が成り立つのではないだろうか。英語や外国語の勉強としても役立つと思われる。

Mapchat

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