画一的なプレゼンテーションにさよならを。HTML5/JavaScript/CSS3によるプレゼン「CSSS」
CSSSはHTML5/JavaScript/CSS3で作られたWebベースのプレゼンテーションテンプレート。
CSSSはHTML5/JavaScript/CSS3によるオープンソース・ソフトウェア。最近はHTMLやJavaScriptを使って作られたプレゼンテーションが増えている。JavaScriptでキーの動きに合わせてスライドを動かす類のものだ。
奇麗なHTMLプレゼン
コンテンツがHTMLベース、つまりテキストで作れるのが大きな魅力だろう。そして最新のWeb技術を盛り込んで作られたのがCSSSだ。
CSSSは矢印キーによるスライドと切り替えと、Ctrlキーと組み合わせたキーボードショートカットをサポートしている。Ctrl+Hでスライドのサムネイル一覧を作ることもできる。矢印を押すたびに文字が追加表示されていくと言ったアクションも実装できる。
スライド一覧
良いと思ったのは、スライドのタイトルがHTMLのTITLEにも適用されるのでスライドが変わるごとにタイトルも変わることだ。動作はFirefox3.6以上Google Chrome/SafariそしてOpera10.6以上となっている。グラフィックスがとても奇麗なので、CSSSを使ってプレゼンを作れば注目を浴びること間違いなしだ。
MOONGIFTはこう見る
PowerPointはプレゼンテーションを誰でも作れるようにしたという点においてはとても有益なソフトウェアだ。だが誰でも作れることによって、誰が作ってもPowerPointっぽさが抜けず画一的なプレゼンテーションスタイルを作り出してしまった。これは大きな問題だ。
プレゼンテーションとは本来、自分のアピールしたいことを相手に訴えるために重要な資料だ。それが画一的なものとあっては目を引くことはできない。最近は様々なプレゼンスタイルが出てきているので、TPOに応じた効果的なものを選んでいくべきだ。