jishoはターミナルでアルクの英和/和英検索をするソフトウェア。Emacs Lispもある。

jishoはPython/Lisp製、コンソールまたはEmacs向けのフリーウェア(ソースコードは公開されている)。ソフトウェアの情報を集める上で、英語圏のチェックは欠かせない。むしろ情報源の殆どは英語圏をはじめとする海外にある。全ての文章がささっと分かれば良いが、筆者の能力ではまだまだそのレベルには及ばない。


英和

そのため、分からない単語があったりニュアンスの難しい単語があれば辞書サイトを調べると言った行為が必要になる。Webブラウザの検索欄に入れて、辞書サイトにいくといったステップだが繰り返すと少なくない工数だ。そこで使ってみたいのがjishoだ。

jishoはターミナルで使える辞書ソフトウェアだ。実際の辞書データはアルクのものを使っている。jishoコマンドの後ろに調べたい英単語を入れれば良いだけだ。もちろん逆に日本語を入力して英単語を調べることもできる。なお結果は多いのでmoreを使うことをお勧めする。


和英

パラメータとしてページ数を指定することもできる。またターミナルだけでなく、Lispファイルを生成してEmacs上から使うこともできる。文章を書いていたり、READMEを読んでいて意味を調べたいと思う時も多いので、Lisp版もまた便利そうだ。

[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]


オプション(プレミアム限定)

[/s2If]

MOONGIFTはこう見る

結果を得るまでの工数を減らすことは作業時間を減らして生産性を高めるかのように感じられる。だが簡単に調べられるためにちょっとしたことでも調べ癖がついてしまう。さらに検索すれば良いと覚えることすら拒否してしまう傾向もある。

利便性を高めるソフトウェアは人気が高いが、少しだけ考えてから探すようにすれば、検索する前に答えが見つかる可能性がある。jishoは利便性が高い、とても便利なソフトウェアだがそれだけにちょっとした壊さすら感じてしまう。

laysakura/jisho - GitHub