複数プロジェクトに対応したWebベースの課題管理「Elastik」 // MOONGIFT Archived

ElastikはWebベースの課題管理システム。バグ管理やタスク管理に利用できる。

ElastikはPHP製のオープンソース・ソフトウェア。プロジェクト管理は様々な機能を必要としているが、本質でない部分を切り出していくと最終的に残るのは課題管理と言えるかもしれない。バグや機能追加の管理を行うのがプロジェクト管理の本質と言えるだろう。

チケット詳細

チケットを発行して機能を実装し、その機能をテストしてバグ管理としてチケットを発行する。その繰り返しによってサービス、ソフトウェアが作られていくのではないだろうか。課題管理システムとしてElastikを紹介したい。

Elastikは複数のプロジェクトに対応した課題管理システムになっている。チケットを作成し、内容を登録すれば完了だ。チケットにはアサインする人を定義したり、期限やステータス、プライオリティを設けることができる。さらにウォッチや添付ファイル、状況の履歴管理もできる。

チケットカテゴリ

チケットにはコメントが可能で、さらに検索したり、データをCSVとして出力することもできる。ダッシュボードではプロジェクトやチケットの状況を確認できるようになっている。クライアントを登録することもできるので、使い方次第で様々なデータを管理できるのではないだろうか。

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設定（プレミアム限定）

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MOONGIFTはこう見る

タスク管理の粒度は度々問題になりやすいが、あまり細かくしすぎないのが継続的な運用を可能にするコツだと思う。バグ管理であれば再現手順などを細かく求めたりバージョン情報を載せたりするのは企業内のプロジェクトでは不向きだろう。

プロジェクト管理においては多機能であれば良いという訳ではない。達成したい目的にあわせて、最もシンプルに実現できるものを選ぶべきだ。課題を管理したいだけならば、Elastikで十分だ。多くの機能があるとユーザを混乱させデータが登録できなくなってしまう。Elastikくらいの割り切りが必要だ。