対話型も。PythonでWindowsアプリケーションを自動操作する「pywinauto」
pywinautoはPythonを使ってWindowsアプリケーションを自動操作するライブラリ。
pywinautoはPython製/Windows用のオープンソース・ソフトウェア。コンピュータは繰り返し作業するようなものや定型作業を自動化するのが得意なのだが、デスクトップ等ではGUIになっておりマウスを使った操作が多いために自動操作がしづらい。
メモ帳を開いて入力した所
だが日常業務を行っている中で、同じ操作を繰り返し行うことは多々ある。WSHのようなWindowsと親和性の高いスクリプトを使っても良いが、 Pythonのが使いやすいという方はpywinautoを使ってみるといいだろう。
pywinautoはPythonを使ってWindowsのGUIアプリケーションを操作できるライブラリだ。Pythonの対話型インタフェースを使って、アプリケーションを起動してメニューを辿ってボタンを押してなど順番に辿る事が出来る。
入力をしたりショートカットキーを使う事もできるので、簡単なWindowsアプリケーション操作なら十分使えるだろう。アプリケーションオブジェクトを順番に辿りつつ操作するのでユーザフレンドリーにアプリケーションの自動操作を組み上げられるはずだ。
MOONGIFTはこう見る
GUIアプリケーションの自動操作はかなりシビアで、反応があるまでの時間がまちまちであるために待ち時間を挟みつつうまく対応せざるを得ない。さらにマウス操作やショートカットの定義されていないメニューも問題になりやすい。
だがそういうソフトウェアをうまく自動化する事ができれば、生産性の大きな向上につながるのではないだろうか。普段何気なく行っている繰り返しの操作をスクリプト化すれば、自動的に起動して処理できるようになる。そういう操作こそ、パソコンに行わせるべきだろう。