Latimes Table StackerはCSVファイルを設置し、ソート/検索可能なHTMLで表示するソフトウェア。

Latimes Table StackerはPython/Django製Google App Engine用のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。高度なWebアプリケーション、システムが開発され個人のIT利用度はどんどん高くなっている。対してビジネスの場ではあまり大きな変化は起きていない。


CSV一覧

未だにAccessのようなデータベースが使われ、Excelベースのデータ集計がされている。それは決して悪いことではないが、ソフトウェアの依存や再利用性を高めるのには不向きだ。そこで使ってみたいのがLatimes Table Stackerだ。

Latimes Table StackerはCSVファイルを読み込み、テーブル上に表示するソフトウェアだ。一行目がカラムになり、その下にデータが表示されるようになっている。カラムごとに並び替えたり、フィルタリングもできるようになっている。


テーブル表示

データはCSVやXLSそしてJSONフォーマットで出力できるようになっている。JSONであればさらに外部のシステムとの連携も考えられるだろう。個々のシステムに読み込ませて利用するイメージの強いCSVではあるが、Latimes Table Stackerを使えばさらに再利用性を含めて便利に活用できるようになる。

MOONGIFTはこう見る

オフィスの場において最も馴染みの深いファイルフォーマットがExcelではないだろうか。Excelフォーマットは基本バイナリで、最近ではXMLをZip圧縮したものになっている。どちらもシステム連携させるためのフォーマットとしては今ひとつ使い勝手が悪い。

CSVをJSONに変換するシステムとしてLatimes Table Stackerを捉えてみても面白い。データの簡単な解析に使うこともできる。ビジネスの場において特に利用が多そうなソフトウェアだ。

datadesk/latimes-table-stacker - GitHub