SSL Everywhereは30近くのWebサービスについてSSL接続を強制するSafari機能拡張。

SSL EverywhereはSafari用の機能拡張。インターネットが流行るのに従って、次第にセキュリティが問われるようになってきた。インターネットは自由である状態を保っているため、個々人で自分自身のプライバシーを守らなければならない。


対応サービス1

最近、もっともプライバシーが脅かされた出来事と言えばFiresheepだろう。無線LANのアクセスポイントに接続した状態でネットワークサービスを使うとアカウントを乗っ取られてしまう可能性があった。それを防ぐソフトウェアとしてSSL Everywhereを紹介しよう。

Firesheepから身を守る最も簡単な方法はSSLを使うことだ。大抵のWebサービスではHTTP、HTTPS両方の接続をサポートしている。HTTPSを常時使うことで接続をセキュアにし、安全にサービスを利用できるようになる。不用意にAPに繋がないのが一番だが、自動で接続する設定になっている場合もあるので注意しなければならない。


対応サービス2

SSL EverywhereはSafari機能拡張として提供されるソフトウェアで、Safariから各種Webサービスへの接続をHTTPS強制にしてくれる。対応サービスは実に多く、Google関連やFacebook、Dropbox、Evernoteなど30種類近くにのぼる。不用意な情報流出を避けるためにも利用したいソフトウェアだ。

MOONGIFTはこう見る

最も大事なのは不用意に信頼できない無線LANに繋がないことだろう。またWEPではセキュリティ上意味がない。手軽というだけでWEPを使っているような所には接続してはいけない。だがコンピュータの設定によっては、近くにある公衆無線LANに自動接続してしまう場合もある。

危険なのはそうしたサービスに自動接続した場合、情報が盗まれたことに気付かない可能性があることだ。そんな事態に陥らないためにも、Safariがメインブラウザの方はインストールしておくことをお勧めしたい。

nearinfinity/ssl-everywhere.safariextension - GitHub